私の主な仕事は、切断された材料に一次加工（孔開け）をすることです。図面を正確に読み取りプレスを使用して±1mm以上の誤差がないように孔開けをします。プレスの型交換では孔径が合っているかを確認しながら事故や怪我に繋がらないように正確に取り付けます。孔開け作業の他には、溶接ロボットのティーチングの修正をしたり、溶接後に付着するスパッタやスラグを取って製品を綺麗に仕上げ、溶接ミス（溶接部に穴、接合不良）がないかを確認しています。

図面の読み取りと一次加工が出来るようになって自分の成長を感じられるようになった時です。初めは図面の記号や寸法の意味も分からず、製品ごとに孔位置や孔の径が違うので苦戦していたけど先輩からの教えと、実務で徐々に図面の読み取りと一次加工が出来るようになりました。自信をもって作業に取り組める事が増え、仕事へのやりがいと達成感を感じています。

高校を中退していくつかのアルバイトを掛け持ちしていましたが、将来の不安もあったので安定した仕事を探していました。そんな時、お父さんから橋梁技建を勧められたことがきっかけで入社を決意しました。橋梁技建は私が小さい頃から、謝恩会など会社の行事にも参加させていただいていて親しみがあり、その時の雰囲気も良く、社員の皆さんも顔なじみで安心感があったのと、お父さんの勧めが決め手になりました。

仕事でミスをしてしまった時には、ポジティブな言葉で励ましてくれたり不安や失敗を恐れているときには前向きな言葉をくれる。そのため仕事への意欲が高まっていき、分からないところがあれば分かるまで説明してくれて最後まで向き合ってもらえます。経験が増えていく事で知識が身についていくので自信が全く持てなかった作業でも少しずつ持てるようになりました。先輩方の教え方がうまく、自分ができる作業が増える事で喜びや成長を実感できるところが魅力です。